犬小屋メモ

No.1291

就職氷河期よりも後に初めての就職活動をした世代だが、就職し辛さは確実にあった頃なので、働くという事をウェットに考え過ぎているのかもしれない。「同じ職場で働くからには、立場役職関係なく、互いを尊重し共に心地良く仕事していきましょうみんなで会社と社会に貢献しましょう」的な。「金貰う分だけは働きますよ。それ以上は求めないでくださいね」くらいドライな方が上手くやっていけたのかもしれない。仕事によるか。
その場にいない人の愚痴で盛り上がったりしているの見聞きすることがあって、ああ自分も知らない所でこんな風に言われているんだろうなと考えてしまった。社会人ってそういうものかもしれないけれど、一人の人間としてじゃなく、使える歯車かそうじゃないかで判断されているんだなって。そう考える時点で自分も他の人を信頼していないってことだと思う。そういう判断をする人たちなんだなと思ってしまっている。悪意の塊として見ている。
職場に対する不満があるとすればそういうところくらい。どちらかと言えば期待に応えられない自分に失望したのが大きい。それを伝える機会があるかどうかももう分からないけれど。自分みたいな人間でも労働することを許される職場に巡り合いたいわね。